フリースペースたんぽぽはどんなところ?

子ども(こども)たちのやりたい気持ち(きもち)一番大事(いちばんだいじ)にしています。
たんぽぽにきたら、やりたくないことを無理(むり)にやることはありません。
子ども(こども)たちみんなで考え(かんがえ)て、やりたいことを決め(きめ)ます。
でも、みんなで決め(きめ)ても、その(とき)自分(じぶん)がやりたくなければ、無理(む り)をすることはありません。
安心(あんしん)して、ゆっくり休んで(やすんで)いいところです。


不登校(ふとうこう)や、学校(がっこう)行き(いき)たくないと思って(おもって)いるみなさんへ>

学校(がっこう)行く(いく)ことを考える(かんがえる)と、(あたま)痛く(いたく)なったり、お腹(おなか)痛く(いたく)なったり、眠れ(ねむれ)なかったりなど、(からだ)具合(ぐあい)悪く(わるく)なったりしていませんか?
はっきりした理由(りゆう)があることもありますが、うまく説明(せつめい)できなくても学校(がっこう)行き(いき)たくない、行け(いけ)ないということがあるのではないですか?
でも、「学校(がっこう)は、行か(いか)なくてはいけないところ」と思って(おもって)無理(むり)して行こう(いこう)としていませんか?

また、大人(おとな)たちは、学校(がっこう)行か(いか)なくてはいけないところだから、「遅刻(ちこく)しても、お(くすり)飲んで(のんで)行き(いき)なさい。」とあなたに言って(いって)いませんか?
でも、あなたの(からだ)不調(ふちょう)は、学校(がっこう)無理(むり)行こう(いこう)としているから起こって(おこって)いるのです。
(からだ)(こころ)も、学校(がっこう)行き(いき)たくないと感じて(かんじて)いる(とき)は、思い切って(おもいきって)学校(がっこう)休んで(やすんで)ください。
全て(すべて)子ども(こども)たちには、「学校(がっこう)休む権利(やすむけんり)」があります。
学校(がっこう)では教えて(おしえて)くれないけれど、「子ども(こども)権利条約(けんりじょうやく)」という世界(せかい)(くに)決め(きめ)られた条約(じょうやく)があります。54(じょう)もあるものですが、こどもには、ひとりの人間(にんげん)として大人(おとな)同じ権利(おなじけんり)=人権(じんけん)があることが、くわしく決め(きめ)られています。

その(なか)で、自分(じぶん)らしく、元気(げんき)大きく(おおきく)なる権利(けんり)についても書かれて(かかれて)います。
がんばり過ぎて(すぎて)疲れ(つかれ)たら、ゆっくり休む(やすむ)ことも大事(だいじ)
自分(じぶん)大切(たいせつ)にする方法(ほうほう)学ぶ(まなぶ)ことも、大人(おとな)になるための大切(たいせつ)準備(じゅんび)なのです。

という条文(じょうぶん)もあります。

つまり、学校(がっこう)勉強(べんきょう)したい子ども(こども)たちが、(たの)しんで通える(かよえる)所でなくてはならないのです。
こどもは、学校(がっこう)行く(いく)権利(けんり)はありますが、()かなくてはならない義務(ぎむ)はないのです。
たんぽぽでは、この「子どもの権利条約(こどものけんりじょうやく)」を、とても大切(たいせつ)にしています。